電験三種を取得後、何ができるか

今、電験三種の合格を目指している方の中には、なんとなく年収が上がりそう、

出世しそう、一目置かれたいと考えて勉強している方が多いと思います。

電験三種を取得したら、そもそも何ができるのかを紹介したいと思います。

・事業用電気工作物の工事、維持、及び運用に関する保安の監督できる。

・電験三種を取得後、たぶん電気主任技術者になれる。

・事業用電気工作物の工事、維持、及び運用に関する保安の監督できる。

電験三種を合格すると、電圧5万V未満の事業用電気工作物

(出力5000kW未満の発電所)の電気主任技術者になることができます。

ただ、イメージしづらいと思うので、簡単に説明します。

ほとんどの人は6600Vで受電設備する設備の保安がメインです。

街なかの電線に流れている電圧が6600Vで、ほとんどの建物や工場は

6600Vを受電し使用しています。

自分が所属している会社が何ボルトで受電しているか、確認してみましょう。

電線から6600Vで構内に引き込んでから、コンセントで使用する電圧

100Vや200Vなどに変圧し、電気を使用しています。

構内にある電気が流れるものの、全部が電気工作物であり、電気主任技術者が

保安(工事、維持、及び運用)の監督を行う対象になります。

・電験三種を取得後、たぶん電気主任技術者になれる。

ほとんどの方は、険しい勉強の道のりを進んで、電験三種を勉強していると思います。

電験三種に合格後、、、

申し訳ないですが、電気主任技術者に、すぐにはなれないかもしれません。

あなたは今、年収アップや出世のために、勉強を頑張っているでしょう。

会社内に電気主任技術者がいるかもしれませんが、

外部委託(電気保安協会殿)の可能性もあります。

電気主任技術者になるためには、会社内で選ばれる必要があります。

電気主任技術者は一つの事業所に一人でいいので、現在の電気主任技術者から

あたなに変えると会社が判断しない限り、選ばれません。

私の場合は、電験三種を取得後、数年は何もなく、

前任者の転勤により急きょ、引き続きを行いました。

勉強しても報われない可能性があるため、電験三種を目指しても

「意味がない」「役に立たない」「やめておけ」などと

言われる原因かもしれません。

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