電験三種の勉強範囲は広く、覚えるべき公式や用語がたくさんあり、全然覚えきれないと悩んでいる人が多いと思います。
そんな方々に、記憶術をご紹介し、電験三種での活用法をご紹介します。
記憶術とは
記憶術とは、大量の情報を急速に長期に記憶するための技術です。
- 語呂合わせ:覚えにくい情報を、覚えやすい言葉やリズムに乗せて覚える方法
- イメージ法:覚えたい情報を、イメージと関連付けて覚える方法
- キーワード法:記憶したい情報からキーワードを抽出して覚える方法
- 場所法:記憶したい情報を、自分のよく知っている場所と関連付けて覚える方法
- ストーリー法:記憶したい情報を、ストーリーに組み込んで覚える方法
上記の方法などがあります。
電験の勉強で活かす記憶術
語呂合わせ
電験三種では、数多くの公式と用語とその意味を覚える必要があります。
公式などを覚える取っ掛かりとして、語呂合わせを多用した、
【電験・電気工事士試験に役立つ 電気の公式ウルトラ記憶法】
関根康明 (著)
をおすすめします。
実際、私もこの本に助けられました。
正直、公式を丸暗記するのは、効率が悪く、つらいです。
思い出す際の取っ掛かりとして、積極的に語呂合わせを使用してください。
イメージ法
電験の勉強では、実際に見たことがない設備や機器の名称が頻繁に登場します。
現物を見るのが一番なので、可能であれば会社の設備を見せてもらうことをおすすめします。
現物を見れない場合は、画像を検索しましょう。
キーワード法
電気の専門用語は多種多様で、難解なものもたくさんあります。
単語については覚えるしかない、というのは確かですが、
わからない単語を検索し、複数の情報から多面的に見ることで理解が深まり、
脳みそに刻まれます。
場所法、ストーリー法
この2つは、記憶法自体に訓練が必要であり、記憶術の本を読む必要があります。
使いこなせれば、最強クラスの記憶術ですが、私には無理でした。
以下の2冊が記憶術に関するおすすめ書籍です。
記憶に自信のなかった私が世界記憶力選手権で8回優勝した最強のテクニック
ドミニク・オブライエン (著)
ごく平凡な記憶力の私が1年で全米記憶力チャンピオンになれた理由
ジョシュア・フォア (著), 梶浦真美 (翻訳)
最後に
電験の勉強を期間内に終わらせるためには、工夫が必要です。
記憶術により、人の記憶のメカニズムを知り、勉強に活かして下さい。
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