電験三種の合格を目指す際に、気になるのが
電験三種の難易度と勉強時間だと思います。
難易度と勉強時間を、電験合格者の私なりに考察しました。
・難易度
・勉強時間
・理論に時間をかけよう
・1年で合格するためには
・難易度
電験三種は一般的に「工業高校卒業レベル」の難易度と言われています。
ただし、忘れてはいけないのが、東京大学の受験生も高校卒業レベルの学習範囲です。
過去問を解いた、ほとんどの人が問題の難しさの嫌気がさします。
電験三種は電気の試験ですが、数学の力が必要です。
電気や物理に、数学が深く関わっているので、当たり前のことですね。
数学の知識が、大学の受験生なみにあれば、電験三種は電気の公式の暗記です。
数学の力と電気の公式の暗記は、同時進行で鍛えていくしかありません。
・勉強時間
何時間勉強すれば合格できるかは、人によります。
あなたが真面目に授業を受けて、高校卒業レベルの物理や数学を
すべて理解していれば、勉強時間はそこまで必要ではありません。
ほとんどの人は、数学の知識や物理で習ったことを思い出しながら
かつ、新たな知識を学習しながらの勉強になります。
勉強時間ですが、4科目(理論、機械、電力、法規)は、それぞれ
100〜200時間くらいを目安に勉強しましょう。
最低限、電験三種に合格することはできると思います。
・理論に時間をかけよう
4科目のうち、理論に1番時間をかけてください。
電磁気や直流、交流といった、電気の基礎知識が他の科目にも影響します。
初めて電験三種を目指す人は、理論に絞って勉強するのをおすすめします。
理論が合格できたら、他の科目を挑戦しましょう。
理論の次は、機械と電力、最後に法規、この順番がおすすめです。
・1年で合格するためには
毎日3時間以上、週末もずっと勉強すれば、問題なく合格すると思います。
ほぼ全ての人は、勉強時間の確保が難しく、無理な目標になります。
無理をして、体調を崩したり、家族との関係が悪くなったら
資格を取る意味がありません。
3年計画で勉強を進めることを、おすすめします。
もう一度言いますが、無理をして勉強するよりも、
勉強を続けていくことのほうが大切です。
勉強すれば、合格できない試験ではないので、
あきらめないことが大切です。
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